疾患の説明
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関節リウマチとは、免疫の異常により、いろいろな関節が腫れて痛くなる病気です。発熱や全身のだるさを伴うこともあります。 進行すると手足の指が変形し、日常の動作が困難になります。進行を予防するためには早期の診断と早期の治療が必要となります。
関節リウマチ
→診断
血液検査、症状、画像所見(レントゲン、MRI,エコー)などから総合的に診断します。 確立された診断基準(日本、アメリカ、欧州リウマチ学会提唱)にそって行います。
→治療
基本的には薬物療法が中心となります。 体の免疫を調整する内服薬、炎症を誘発する特定の物質(サイトカイン)をコントロールするお薬(生物製剤)、細胞の中の転写を阻害する内服薬(JAK阻害剤)などがあります。 薬剤の選択や、容量調整、また可能であれば減量、中止まで、個々の患者さんの病態、生活、妊娠希望、お仕事、趣味、経済状態まで留意して行います。 繰り返しコミュニケーションを取りながら最適な治療を行います。